お国自慢! 全国郷土料理 in 高円寺(番外編)

全国津々浦々から人が集まる高円寺の飲食店には、土地の名前を店名に冠したり、ローカルグルメを看板メニューに掲げるお店も。

今回はSHOW-OFF第100号を記念して、2025年10月25日、26日に開催された高円寺フェスにて「高円寺の郷土料理」を探して参りました!

Text,Photo 三上 剛志

【1軒目】モット

お店のコンセプトとお料理

店主:渡邉 萌さん

居酒屋からお弁当屋へ転身

渡邉:元々は、ちょろりや金魚という居酒屋でした。
将来的にはお弁当屋さんをやってみたいと思っていたところ、念願叶って、今年の4月に立ち飲みもできるお弁当屋さんとして「モット」をオープンしました。

3歳の息子がいるのですが、「もっと!もっと!」と言う姿が可愛かったのが店名の由来です。

目玉は日替わりのり弁

前身のちょろりや金魚のように、確かなお料理を確かな安さで提供したいと思っています。
メニューの多くも日替わりなので、毎日来ていただいても飽きないお店です。

お弁当は日替わりののり弁をお出ししています。
単品でお惣菜も販売していますので、食卓の彩りにもお使いくださいね。

焼き鯖のり弁

ランチは定食も

また、12:00~15:00限定で定食をお出ししています。

どれもおおむね¥1,000前後で、主菜1品と副菜が3品、ご飯とお味噌汁がセットになっています。

本日はメバチマグロとカレイのお刺身定食!

副菜はラタトゥイユ、ほうれん草のバター炒め、ごぼうとこんにゃくのきんぴら。スープはかぼちゃのクリーミースープです。

メバチマグロとカレイのお刺身定食

お店の魅力

お料理の美味しさと安さが高円寺の中でも随一です。
日替わりメニューも多く、毎日来ても飽きないお店です。

店主様ご夫妻の暖かな接客は第3の居場所を提供してくれているかのよう。
初めての方も1人の方も入りやすい安心感があります。

ほっと一息つきながら、「もっと」お料理を頼みたくなる素敵なお店です。

モット

東京都杉並区高円寺北3丁目33-4 マンションニュー飛騨103

火 15:00~20:00(ランチはお休み)
水〜土 12:00~20:00(ランチは15時まで)

日月 定休日

【2軒目】第15回カレーなる戦いin杉並

写真提供:高円寺フェス実行委員会

企画のコンセプトとお料理

毎年秋に開催される高円寺フェス。「秋の文化祭」と銘打つだけあって、多くのイベントを行っています。

その中でも高円寺らしさ溢れる企画がこちら、カレーなる戦いin杉並。

開催15回目を迎え、杉並区内の飲食店計13店が本格カレーの腕前を競い合います。

¥1,400で4店舗のカレーの味比べを楽しめます。食べ終わったら美味しかったお店の投票もお忘れなく。

まんまじぃま「スパイスラムカレー」(写真左上)

以前SHOW-OFFでも取材したまんまじぃまさんの特製スパイスカレーです。

高知県のお料理が自慢のお店ながらカレーも見事な味付けです。

柔らかく煮込んだラム肉にトマトの酸味を重ね、10種類のスパイスで仕上げています。

炭火家おだづもっこ「濃厚鶏まみれカレー」(写真左下)

「おだづもっこ」は宮城県の方言で「ひょうきん者」という意味です。宮城県の炭焼き料理が自慢で、「おだづもっこ」の名のとおり美味しく愉快なお店です。

普段厳選している鶏もも肉をこれでもかと投入し、スパイスとオイルでじっくり煮込んだ鶏キーマカレーです。

分子栄養学キッチンカレーライフバランス「山椒味噌キーマカレー」(写真右上)

全食事メニューがグルテン/砂糖/人工甘味料/サラダ油不使用です。

2025年4月にオープンした青梅街道沿いの新店舗です。芸能人や劇団関係者の中でも話題沸騰中!

和風出汁×山椒×味噌が織りなす唯一無二の「和キーマカレー」。初出店ながら第15回カレーなる戦いin杉並の優勝に導きました。

イエロースプーン「ほろほろチキンカレーと病みつきキーマカレーのあいがけ」(写真右下)

「NO CURRY, NO LIFE カレーを通じてみんなを笑顔に!」がコンセプト。

荻窪駅北口のカレー・ビリヤニ専門店です。毎週水曜日および第2&4木曜日(11:00~14:30)は高円寺アパートメントでも営業しています。

ほろほろになるまで丁寧に煮込んだ濃深いチキンカレーと一度食べたらやみつきになるキーマカレーのあいがけが嬉しいです。

企画の魅力

写真提供:高円寺フェス実行委員会

カレー激戦区の高円寺らしいイベントです。

このイベントのために、普段はカレーを提供していないお店もカレー作りに勤しみ、馴染みのお店の普段とは違う顔を覗くことができます。新しいお店を発見する機会でもあり、高円寺を通して杉並区の魅力を再発見できる企画だと思っています。

筆者もカレーなる戦いin杉並に毎年通っていますが、毎年出店のラインナップが変わるので、どこのカレーを食べようかといつもワクワクしています(笑)。

【3軒目】[スパイスと創作料理]この一杯のために。

高円寺フェスの魅力の一つに「ぐるカップ」という企画があります。
イベント参加店などで専用のカップを購入します。

このカップを持っていくと……なんと参加店の1杯目のお酒が300円で楽しめちゃいます!

ぐるぐると高円寺のお店をハシゴして魅力を発掘できる企画です。
3軒目はそんな「ぐるカップ」の参加店さんにお邪魔しました。

お店のコンセプトとお料理

オーナー:柴崎 洋平さん

酒場ニホレモの系列店

柴崎:僕たちは株式会社REQDとして高円寺近辺の飲食店を経営しています。
高円寺では「酒場ニホレモ」も僕たちのお店です。

「この一杯のために。(このいち)」の前身は「ニホレモスタンド」という立ち飲み屋でした。
当時からスパイスを活用した創作料理をお出ししていました。
高円寺マシタができたことに伴い、思い切って業態転換をして今に至ります。

「カレーなる戦い in 杉並」の優勝メニューの原点はラーメンにあり!?

ちなみに、カレーなる戦いin杉並で優勝したこともあり、優勝スパイス飯としてお出ししています。お酒にも合いますよ。

優勝スパイス飯

僕は学生時代にラーメン屋さんでアルバイトをしていました。
その際に学んだ出汁と旨味を引き出す技術をカレーに応用しています。
優勝スパイス飯はラム肉キーマカレーです。
ラム肉の旨味だけでなく豚のゲンコツや煮出した野菜に複数のスパイスの旨味を掛け合わせて作った自慢の一品です。ぜひご賞味ください!

香ばしい炭焼きグリルがおすすめ

また、お料理は季節によって少しずつ変えています。
炭焼きグリルはボリュームも満点でおすすめです。
最近はロブスターの仕入れがあったので、炭焼きにしてお出ししています。
ロブスターを豪快に炭火で焼き上げて、いくらと特製のスパイスバターソースを絡ませます。

バゲットに浸しても美味しく召し上がれますよ。

ガーリックロブスター 〜スパイスバターソース〜

魚介・肉・野菜どの料理もスパイスと掛け合わせて、このいちだからこそ食べられる味に仕上げています。

テラス席限定で本格的なジンギスカンも食べられます。特製のスパイスダレで召し上がってください!

ぜひ遊びに来てくださいね。

お店の魅力

「この一杯のために。」は、スパイスを活かした創作料理のお店です。

どのお料理もハイクオリティなので行くのが楽しみになるお店です。
ニホレモさんと同じくレモンサワーが美味しく、どのお料理にもぴったりとハマります。
ぐるカップではレモンの皮ごと使った本気レモンサワーが¥300で楽しめるのが魅力です。
高円寺フェス限定メニューで餃子ドッグなどもお出ししています。

ランチでもディナーでも、圧巻のスパイス料理をご賞味あれ。

この一杯のために。

東京都杉並区高円寺南3丁目70-2(高円寺マシタ)

日〜木12:00~23:00
金土12:00〜24:00

ランチは15:00まで

定休日なし

高円寺フェス2025 アフタームービー